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竜王町 (山梨県)[りゅうおうちょう]
竜王町(りゅうおうちょう)は、山梨県北西部の中巨摩郡に存在した町。2004年(平成16年)9月1日、中巨摩郡敷島町と北巨摩郡双葉町とともに合併、甲斐市となり消滅した。 == 地理 == 県中西部、郡中部東端、甲府盆地西部に位置。盆地を南流する釜無川の左岸に立地する縦長の町域。北部は茅ヶ岳山麓に属する登美台地の南端(赤坂台地)で、南部は盆地底部の氾濫原にあたる平坦地。標高は最高が352.6m、最低が264.9m。 甲府盆地はおよそ200万年前の第四紀洪積世に入り江が後退してできあがった旧甲府湖が火山砕屑物によって埋め立てられて形成されたもので、町域を含む盆地底部は沖積層と呼ばれる地層が広がっている。町域の北西端では南流する釜無川と東流する支流の御勅使川が合流する地点にあたり、有史以来の氾濫を繰り返してきたため、南部平坦地では洪水の網状流により形成された自然堤防や後背湿地などの微地形などが広がる釜無川扇状地が形成されている。県内では河川が山間部から平野部に流れ出て生じる山麓扇状地が各地で広がっているが、釜無川扇状地は溢水によるもので、勾配が緩やかである特徴がある。 釜無川には信玄堤による治水が施されており、歴史的には堤防の位置する北西部を中心とした扇状に道路や用水路が巡らされて集落が形成され、微地形を利用した桑畑や水田が広がっており、市街化した現在でもその名残を見せる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「竜王町 (山梨県)」の詳細全文を読む
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